West Gate Laboratory

人生を少しでも,面白く便利にするモノづくり

2021-01-01から1年間の記事一覧

スイッチサイエンスマーケットプレイス Maker Awards 2021で作品賞を受賞しました

先日、スイッチサイエンス主催で「スイッチサイエンスマーケットプレイス Maker Awards 2021」が技研ベースにて開催されました。本イベントは、『スイッチサイエンスマーケットプレイス (委託販売)に出品されている900以上の商品の中から、今年最も優れた…

RaspberryPiでCAN通信(ドーターボード回路図付き)

はじめに 最近、CAN通信を触る機会が増えてきました。 CAN通信が正しく行われているかを見るためのちょっとしたデバイスがあると便利なのですが、CANってUSBやUARTほどMakerの間で広く使われているわけではないので変換器みたいなデバイスの数が少ないです。…

Groveコネクタ用簡易Breakout Box (BoB) 作ってみた

はじめに 私は仕事柄、よく電子機器どうしを接続して疎通確認をするようなことをしているのですが、初めてつなぐような機器だと一発では疎通しない場合があります。 「電源は届いているのか?」「コマンドは正しく出ているのか?」「Ackは返っているのか?」…

はんだ付けのときgootのマルチクランプを使うと捗るぞ

はじめに だいぶ前ですが、町田のサトー電気でgootのマルチクランプST-85を見かけたので買ってみました。 goot.digiban.info しばらく使ってみて、はんだ付けの際にとても便利だったので紹介したいと思います。 マルチクランプ ST-85 これが我が家のST-85で…

低酸素トレーニング用の酸素濃度自動制御システムを作りました

はじめに 昨年の冬から、高地トレーニング用の低酸素室に使う酸素濃度自動制御システムを作っていました。 ようやく安定稼働できるようになったので、紹介したいと思います。 酸素濃度自動制御装置 ことの始まり 昨年冬、平塚にあるアスリートネット湘南の石…

家の二酸化炭素濃度を1年間測り続けてわかったこと

はじめに およそ1年前、テレワークが勤務先にも本格導入された頃、家に余っていたM5Stackを使ってCO2モニタを作りました。 先日作ったCO2濃度モニタ見ながらテレワークしてるんだけど、1500ppmに近づくと一気に集中力が無くなる。換気すると5分程度で600ppm…

自作キーボードを手動CNCコントローラにしてみた

はじめに 先日、Deign Solution Forumというイベントで講演をしたのですが、同時開催された抽選でなんと自作キーボードキットのSHIROが当たりました。 素 - Shiroyushakobo.jp せっかくの初自作キーボードなので有効活用しようと思い、昨年末購入したCNCフラ…

M5Stack用CO2モニターキットの紹介

はじめに 昨年、二酸化炭素濃度モニタ(CO2モニタ)を作りましたが、この度スイッチサイエンスでキットの委託販売を開始することが決まりました! M5Stack用CO2モニター化キット 使用例 (2021年2月12日追記) 商品ページができました!スイッチサイエンスさ…

FusionPCBにおける角丸基板・長穴・V-Cutの作り方

はじめに 先日、FusionPCBでプリント基板を注文しました。 westgate-lab.hatenablog.com その際、角の丸い基板(以下、角丸基板)や長穴、V-Cutを使ってみました。以下、備忘録を兼ねて、FusionPCBでこれらを使う場合のデザインの方法を書いておきます。 な…

FusionPCBでプリント基板を作りました

はじめに 2年ぶりくらいにFusionPCBでプリント基板を作りました。 www.fusionpcb.jp ちょうど3つ基板を設計していたので3つまとめて注文したのですが、短期間で非常に安く、かつ高品質な基板ができたので、紹介したいと思います。 3種のPCB、送料込みで27ド…

夢のCNC、Kitmill CL100を買いました

はじめに 以前から欲しかったCNCフライス、Kitmill CL100を昨年末ついに買いました。 私の主な用途は基板切削です。 年末年始の間にいくらか使ってみて、とても便利だったので、紹介しようと思います。 Kitmill CL100 Kitmillシリーズは、オリジナルマインド…